特集

2014年総決算特集
~ ゆく年くる年2.5D ~

2014年は取り組みやコラボの幅をさらに広げて活動してきたソーシャルTV局・2.5D。
その総集編として、まずは2014年に放送した番組の中から、最も視聴率の高かった上位10番組を紹介する。


Edit:2.5D編集部

2.5Dプログラム視聴者数ランキング

集計期間:2014年1月10日〜12月25日

1位:Maltine Records presents「東京」@ LIQUID ROOM + KATA (5月5日)

2位: 東京女子流@日比谷野外音楽堂 ライブ映像配信 (6月20日)

3位:Vice Japan & 2.5D presents『THE OTHER NEWEST ONE vol.1』(6月4日)

4位:3周年プレ企画「2.5D MARKET」(5月25日)

5位:9nine × 2.5D「F9GBP」vol.12 (5月28日)

6位:2.5D × きくお「KIKUOLAB. #1」(6月7日)

7位:9nine × 2.5D「F9GBP」vol.8 (3月25日)

8位:2.5D presents Morning Musume。’14 ROAD TO NY LIVE TALK SESSION with MTV 81 (8月8日)

9位:drop x 2.5D dropの次元ドロップ (8月30日)

10位:9nine × 2.5D「F9GBP」vol.6 (2月13日)

今年の1位、2位は2.5Dとも長く縁のあるMaltine Records東京女子流のライブ映像配信。スタジオ外からの配信番組が多かったことは今年の大きな特徴でもあった。ランキングで目立つのはやはり、昨年も1位を獲得した9nineの「F9GBP」。3回分がランクインしており、通算番組本数や視聴者数で考えても、名実ともに2.5Dの看板番組へと大成長したと言える。他にもMTV81やVICEとのコラボプロジェクトなど国外に関連する番組もランクインしており、昨今のジャパンカルチャー輸出の高まりが反映された結果となった。
では、2.5Dの番組を作ってきた「中の人たち」は実際のところ、2014年を振り返りどのように感じているのだろうか。今回は番組プロデューサーである石井、比留間の二人に改めて2.5Dについて語ってもらう。




1位にランクインしたMaltine Records presents 「東京」のようす

中の人が見つめる「2014年の2.5D」

今年の2.5Dを振り返って、改めて感じることを教えて下さい。

比留間:2.5Dはテーマがハッキリとはしぼられていないメディアだから、基本的には番組の提案に対しては「なんでも受け入れる」。番組のラインナップを観ていると、世の中で流行っているもの、面白いものといった社会現象……というと大げさすぎるけど、表には出づらい水面下のカルチャーも集まってきていて、今の社会を俯瞰で見ることができる媒体になってきたと思います。2.5Dのメディアとしてのもうひとつの大きな特徴は、放送する番組の選定に関しては「あまりキュレーションをしない」というところ。外から見るとキュレーションしているように見えているかもしれないけど、基本的に2.5Dで企画化出来るものはジャンルに関わらず、取り組み相手とともに「表現や活動の幅を広げられる」場合です。番組内で僕らの意見を主張したり、批評したりはしません。

キュレーションしないからこそ、インターネットカルチャーの中で起こっていることがそのまま反映されていると。関わっているクライアントやアーティストの方々の反応はどうですか?

比留間:2.5Dのラインナップの中に入ることを面白がってくれる人が増えた実感はあります。アイドルの方だけでなく、他ジャンルのアーティストも「カルチャー寄り」のイメージを求めて集まってきてもらっている印象がある。

石井:2.5Dでご一緒させて頂く方々は、既存の活動だけでは表現しきれない個性を持つ方々が多いと思います。例えばSuG武瑠さんはその典型で、MCとしてモデルのなつぅみさんや読者モデルさんと一緒にファッションを題材にした定期番組(「TOKYO COLOR CONTACT」)を行っているんです。ミュージシャンがファッション番組のMCをするというのは意外かもしれませんが、しっかりと成立している。これはきっと、アーティスト個人が持つ表現の幅が広いからだと思います。
また、今いるフィールドから異なるフィールドへ飛び込もうとしている方々も多いですね。それが今の2.5Dの”トライブ感”につながっているんだろうなと思っています。




2.5D × VICEによって実現したBiSのPV「nerve」はNIGO®がディレクション

ミラクルを起こすための準備

では、今の2.5Dに足りないものは?

石井:ネットが情報取得の主体になった今の社会では、ほとんどのシーンの実情が暴かれていて、共有も早い。例えば「最近新しく出てきた面白いバンド、グループ、ヒトといえば◯◯だよね」といった情報はほとんど均一になっています。これからは謎が多く、一般的にはコアに見られているジャンルに挑戦していく動きも必要かなと思っています。

比留間:2.5Dで実践したもので例を上げるとすると、2013年の「STREET CYPHER」は、ひとつの要素としてゲームとラップの掛け算をすることを目的としていました。ゲームカルチャーとラップは一見何の関係もないように思えるけど、「ゲーム好きのラッパー」って、絶対普通にいますよね。個人的には、そういった事も表面化したかったんです。他にも、例えば「ベース・ミュージックのトラックメーカーだけど実はアイドルも好き」という人もいるでしょうし、今後はもっとこういう「潜在的な共通点」を見つけてつなげていきたいですね。

2.5Dはそういったコラボの実験の場ですよね。

石井:少し前で言う「ロキノン系」じゃないけど、「2.5D系」と呼ばれるくらい、一定の認知が浸透したときに実験的な企画をやると、反応がもっと大きくなると思います。過去に2.5Dがやってきた新しい取り組みは、いつもちょっと早過ぎた(笑)。”超アーリーアダプター”のような人たちだけが面白がってくれて、ほとんどの人には「なにこれ」みたいなことになることが多かった。「2.5Dはこういうのをやっているよね」という共通意識が浸透していれば、反応は違ったかもしれません。ぼくらはただでさえ一言で表現しづらいメディアなので、やっていることはもっとオープンにしたいんです。

そのための土壌は整いつつあるんじゃないでしょうか。

石井:そう思いますよ。例えば2.5Dでご一緒させて頂いている方でいうと、東京女子流さんがこれから行うイベントにSuGさんが対バン相手として登場することが決定していたりもする。普段活動するフィールドが違っていても、信念や方向性が近ければ共演するというケースは今後もっと増えていくと思いますし、やっていい時期だと思います。

比留間:今までやってきた中で成功したと感じるコラボプロジェクトの共通項は、”僕らの期待も裏切ってくれた”プロジェクトなんですよ。

やっている側にも驚きがある。

比留間:そうです。でもそれは必ずしも狙ってできることじゃなくて。準備を怠らずしっかりやっていくことで、結果的に予想外に大きなプロジェクトになったり、他の定例番組が長く続いたり、新しい外部とのコラボが生まれたりするんだと思う。その過程ではきっと誰かが幸せになっていますよね。クライアントの方かもしれないし、お客さんかもしれないし、出演者本人かもしれないけど、長く続くということはその要素があるんだと思います。この連鎖を広めていければ僕らもパワーアップできるはず。来年もミラクルを起こすための準備はコツコツしていきます。


2015年も、2.5Dをどうぞよろしくお願いいたします!
endof2014

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