特集

東京アイドル百景
~岡井千聖(℃-ute)~

第一線で活躍するアイドルたちに”東京のゆかりの場所”を教えてもらう連載企画「東京アイドル百景」。多岐にわたる彼女たちの活動を通して、現代のアイドルから見たアイドルシーンの景色が感じられるはず。
今回は4月1日にトリプルA面シングル「The Middle Management~女性中間管理職~/我武者LIFE/次の角を曲がれ」のリリースを控える℃-uteの岡井千聖(おかいちさと)さんが登場。現在出演中の『アフロの変』にまつわるヨモヤマ話から、そこで得た自身のトーク術、道重さゆみさんから学んだアイドルとしての姿勢など、お話を伺いました。

Edit:TOKYO IDOL編集部

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【そもそも”カルチャー”ってなに!?】

ご活躍をテレビで目にする機会がグッと増えてきたと思いますが、現在出演中の『アフロの変』について教えて下さい。

岡井千聖(以下、岡井):『アフロの変』は、ダイノジの大谷ノブ彦さんとレキシさんが「日本のあまり知られていないカルチャーを紹介する番組」です。私はカルチャーの知識が全然ないので不安でしたが、スタッフさんが「岡井ちゃんは一般目線でいいから」と言ってくれるので、番組を通して知らないことを知るような感覚で参加していて少し気楽なポジションです(笑)

「カルチャーの紹介」と聞いて、まずどんなことを思いましたか?

岡井:小学生の頃のクラブ活動で「カルチャークラブ」というものがあって、それがまっ先に頭に浮かびました(笑)。大谷さんが話していることを聞いていくうちになんとなくカルチャーとは何かがわかってきたのですが、カルチャークラブもいろいろな国のことを勉強するクラブだったので、近いなとは思いました。

(笑)。印象に残っている出演者さんはいますか?

岡井:スチャダラパーのANIさんはラップの知識が豊富ですごく優しく教えてくれました。最初は「今回はラップに詳しいおじさんがゲストなんだ」くらいの感覚でいたのですが、『今夜はブギー・バック』を歌っていることを知って、「うっそ! すごい人だ!」って(笑)。オンエアを観た両親にもさすがにマズイと怒られましたし、もっと早くに気付けばよかったです。ラップの歴史を教えて頂いたのですが、一応私たちも音楽に関わっているのでとても勉強になりました。新曲の『我武者LIFE』は久しぶりにラップが入った楽曲なのですが、教えて頂いたラップとは感覚的に違う気がして、ANIさんに教えて頂いたことは思い出せなかったです!

(笑)。他にもどなたか挙げるとすると?

岡井:鳥のことにすごい詳しい音楽プロデューサーの蔦谷好位置さんという方が印象的でした。私はお父さんの誕生日に高いカメラをプレゼントしたのですが、その時に「あ、鳥を撮るのにいいじゃん!」って閃いて(笑)。ただ、持ち歩いているのを4回くらいしか見たことなくて「これ、高いカメラなんだよ」って自慢しているところしか見たことがないんです。

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【日本語ってどう喋るんだっけ!?】

『アフロの変』に携わることでたくさん刺激を受けそうですね。

岡井:やっぱり知識があるってすごいですよね。もともと大谷さんは出会いがラジオでしたし、「ラジオ界で有名な方」というイメージがありましたが、いろいろな音楽ジャンルの話や人を勇気付ける言葉をたくさん持っている方だなと改めて尊敬しました。伝えきれない知識もたくさんあって、芸能人として生きていくには知識は必要不可欠だなと。私は氷室京介さんのことしか知識がないのですが、なるべく手を広げないでひとつのことに集中しようと思いました。先日初めて氷室さんのことを紹介するコーナーがありまして、それまでは番組に出ても全然喋れていなかったので、本当に嬉しかったです。

「岡井千聖の”コンテンツをより楽しくしよう”のコーナー!」では、30秒のフリートークがありますが、逆に難しいですか?

岡井:「日本語ってどう喋るんだっけ!?」となります(笑)。改めて、人にどう説明しているのかを考えても全然わからなくて、普段から説明の仕方がおかしかったと気づいてヘコみましたね。

ライブでのMCやトークを見ると鍛えられているなと思いますよ。

岡井:℃-uteは10年以上活動させて頂いているのですが、テレビに出たのは10回くらいじゃないですか? バラエティ番組やトーク番組に出演した経験が少ないのでトークは苦手分野でした。ライブで変なMCをすると「よくわかんないよ!」とか、日本語がおかしかったら「えー!」とファンの方が助けてくれるのですが、さすがにスタッフさんも呆れたのか自分で考えて喋りなさいと言われることが増えたんです(笑)。テレビでは芸人さんやアナウンサーさんがツッコんでくれますが、自分たちだけの時は自力でどうにかするしかないので、どこに出てもしっかり話せるようにトーク力はもっと高めていかないと、と思います。

トーク力を高めるために意識していることはありますか?

岡井:やっぱり一番は経験を積むことですよね。最近は少しずつテレビに出演させて頂けるようになりましたが、初めてテレビに出た時は緊張しすぎて言葉が出てこなかったです。私は日本語も下手だし、頭の回転も遅いから言った後に後悔することが多くて、芸人さんがせっかく話を振ってくれているのに気付かなかったり、頭が回らなくなっちゃったりで反省することが多いです。ただ、それこそ先ほどの私のコーナーで制限時間ピッタリに紹介できたりすると手応えを感じます。

考えなきゃいけないことがたくさんあるんですね。

岡井:笑わせるのが好きだから面白いことを言うのではなく、思ったことを素直にいいタイミングで話せればと思っています。タイミングって難しいじゃないですか(笑)。それに今の時代、「が」と「に」を間違えるだけでネットがすごい荒れますからね! ネットのことも意識しないといけないなと……。

それはネットに気をつけるのではなく「が」と「に」に気をつければいいのでは…?(笑)

岡井:確かに(笑)。メンバーといる時はみんなが喋れるように意識しています。私は最近トークの経験を積ませて頂いてますが、メンバーの中島早貴とか語尾が小さくなる子もいて、「本当にこれがオススメで……す」みたいな(笑)。そういう時は私が「今なんて言ったの!?」とツッコミを入れたり、少し慣れている分引っ張っていかないとと思います。最近はメンバーが「千聖がいるから安心だよ」と言ってくれることが増えて、私もまだまだそわそわしちゃうのですが、テレビに出て成長した姿をメンバーに見せれるのは嬉しいですし、そう言ってもらえるのはありがたいですよね。

グループの自分とソロの自分では住み分けがあるんですね。

岡井:例えば℃-uteでいうと告知はリーダーが担当しているのですが、一人で活動することが増えていざ自分で告知をしてみると本当に難しくて(笑)。いつどこで誰が何をするかの説明や、次の最新シングルが「トリプルA面シングル」なので3曲も間違えずに言わないといけなかったり、間違えてはいけない情報がありすぎて、一番告知が緊張するかもしれません(笑)。

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