特集

新しいアートの形、PEOPLEAP PROJECT
PEOPLEAP PROJECT

レコードの形をしたプレート「-7inch plate-」をもう手にしただろうか? PEOPLEAP PROJECT立ち上げと共に発表された作品であり、”日用品”と”デジタル・コンテンツ”を掛け合わせた今までに無い新しい形のプロダクト。第一弾となる今回のプロジェクトには、著名なクリエイターから若手クリエイターまで総勢20組が参加し、コラボレーションを果たした。

陰の立役者である、パッケージを手がけた岩嵜紙器の岩崎大貴氏、プレートの焼き上げを手がけた藍染釜の樋渡常司氏の2人にインタビューを遂行。今回のプロジェクトへの率直な気持ち、モノ作りへの姿勢、これからの展望を語ってくれた。


Edit:加藤諒(2.5D)


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PEOPLEAP PROJECT「-7inch plate-」とは

音楽、グラフィックデザイン、映像、イラストをかけあわせ 「ギフト/日用品」 の形でアウトプットする新感覚マルチメディア・プロジェクト。デザインやアート作品のデジタル・フォーマットへの移行が加速し、作品との出会い方が多様化している中、それらとの新しい出会い方、新しいコミュ二ケーションの形を提案する為に立ち上げられた本プロジェクト。

第1弾となる今作「-7inch plate-」では、5種類のプレートが展開された。1枚のプレートをミュージシャン、グラフィックデザイナー、映像作家、イラストレーターの4人1組となり制作。各分野で活躍するクリエイター達がまず最初にテーマを設定、イラストレーターがテーマに沿ったイラストを提供し、グラフィックデザイナーがプレートとパッケージをデザイン。さらにミュージシャンが楽曲を制作し、映像作家はプレートのMVを制作するという、今までには無い面白い取り組みが成されている。
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長崎の波佐見焼きにより制作されたプレートは、表面に日本の焼き物伝統を意識した青一色のデザインで統一され、味わい深い作品からポップな作品まで、1枚ごとにアーティストたちの個性が色濃く出ている。背面にはデジタルアクセスコードが記載されており、コードからは音楽と映像へアクセスし、楽しむことが可能となっている。食事を作りながらアクセスコードへデバイスをかざし、音楽や映像を楽しみながら食卓の準備をするという今までとはまた違う新しい食事の時間が過ごせるだろう。

▶次のページでは、パッケージを手がけた岩嵜紙器に迫る。
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PEOPLEAP PROJECT

PEOPLEAP PROJECT

PEOPLE×LEAP = PEOPLEAP(造語) PEOPLEAP PROJECT(以下PPLP)はミンゲイプロジェクトTALKYと立ち上げられた東京初の「マルチメディア・プロジェクト」。生活というストーリーを豊かにするデイリーユースの「日用品」。異なったフィールドで活躍するお互いに面識の無い4人のクリエイターが話し合いを通じてテーマを設定。完成形が予測不能なコレボレーションにより創出される興奮を「日用品」のかたちとしてアウトプッ トする事により、アートをより身近なフィジカルのかたちにし、より多くの人に届けます。

岩嵜紙器

岩嵜紙器

長崎県の自然豊かな町にあるパッケージの総合メーカー。

藍染窯

藍染窯

長崎県東彼杵郡波佐見町。 山あいに位置する小さな工房 「藍染窯」。田舎の大自然ののどかな雰囲気の中で2人の作り手と3人のスタッフがひとつひとつ心を込めて作陶に励んでおります。九州へお越しの際はお気軽にお立ち寄り下さい。