特集

劔樹人の「チャクラの羅針盤」
~vol.3 「もう誰ひとりも欠けないで」自分だけのハロプロ研修生と生きる男~

ヲタからはじまるABC。ハロプロのファンであると同時に、ハロヲタの大ファンでもある劔樹人が、ヲタの中でひときわ輝く逸材を追い求める連載「チャクラの羅針盤」。
第3回にしてついに初めての顔出し出演! バンドやソロでアーティスト活動をするティンカーベル初野氏は、ハロプロ研修生と自身の生活が切っても切れない関係になってしまっていた……。アイドルを応援するという生き方の地平線を探す衝撃のインタビューです!

Edit:石井龍(2.5D)



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【新しいものを自然と追っかけてしまうタイプなので、そこから研修生をチェックするように】

劔:まず順を追って歴史から紐解いていこうかなと思うんですが、アイドルにはまりだした最初の時期ときっかけみたいなものはありますか?

初野:中学生のときに漠然とモーニング娘。の紺野あさ美さん可愛いなと思っていたんですけど、本当にスイッチが切り替わったのは、(モーニング娘。)9期メンバーが入った時ですね。「今度の新メンバーは誰だ!?」みたいなざわついてる感じが久々にきて、友達にオススメされて『美女学』か何かを見て、そこからワクワク感がよみがえってきて、そのとき自分は20歳そこそこだったので、12歳の子とかがすごく頑張ってる! とか思って。鞘師(里保)がバキバキにやってたじゃないですか? で、生田(衣梨奈)、譜久村(聖)、鈴木(香音)というバラバラのメンバーが集まったドラマチックさ、それからハマりだしました。

劔:でもよく9期オーディションに注目してたね。世の中的には正直そこまで盛り上がってなかったんじゃないですか。プラチナ期が解体して、「モーニング娘。やばいんじゃないか?」というときに追加された9期は、ファンにとっては新しい風だったけど、世間の人にはあまり届いてなかった時期ですよね。

初野:マイナーといえばマイナーでしたね。だからそこもありました、AKB48は別に好きじゃなかったので、あえてモー娘。に行くみたいな。

劔:道頓堀川さん(※詳しくは<「もしわたしを選ぶんだったらこの顔踏んで」菅谷梨沙子踏み絵事件を乗り越えた男>を参照)と同じ感覚かもね、売れてないほうが気になるっていうやつ。

初野:あと9期スタートということで一番初めから見れるというのも大きかったです。

劔:同級生のような気持ちなんですね。

初野:まさにそうですね。同期です。

劔:じゃあまずモーニングを追いはじめて、(ハロプロ)エッグとかも見ていたの?

初野:エッグはまだ後です。その前に℃-uteやBerryz工房に派生していって、清水佐紀(Berryz工房)さんとなっきぃ(中島早貴/℃-ute)をチェックするようになって。けっこうビジュアル重視だったので曲を聴かずに動画ばかり見てました。で、そのまま追いかけていたら、スマイレージ(現:アンジュルム)の2期オーディションが始まって。

劔:とにかくオーディションが好きなんだね(笑)。

初野:最初から見たいので(笑)。

劔:オーディションってどんな新人が現れるんだってワクワクするところがいいですよね。

初野:それでかりんちゃん(宮本佳林/現Juice=Juice)が受けていたときにいろんな子がエッグにはいるんだなと思って。新しいものを自然と追っかけてしまうタイプなので、そこから研修生をチェックするようになりました。トピックがいっぱいあるじゃないですか。

ハロー!以外のオーディションはチェックしないのですか?

初野:ハロプロオンリーですね。アイドルオタクではなく、ハロヲタですって言っちゃいますねやっぱり。

劔:なんでそうなったのかね。初野くんて、ぱいぱいでか美ちゃんと学生時代からのバンド仲間なんですよね? やっぱり先にハロヲタだったでか美ちゃんからの影響もありつつ?

初野:ありますね。まだそのときはヲタとしてもひよっこで、プラチナ期も知らない”ゆとりヲタ”みたいな感じだったから、正直「本当はすごいけどまだ売れてないアイドルを応援しているオレ」みたいなアクセサリー感覚があったんです。でも、研修生にのめり込んだ頃から……。

深みに入っていったんですね。

初野:さらにスイッチが入ったのは研修生からですね。

劔:確かにアクセサリー感覚で推すには研修生は過酷すぎますよ。研修生の推しメンは誰だったの?

初野:田辺奈菜美ちゃんですね。

劔:ななみんね。田辺奈菜美ちゃんは長く研修生をやっていて、「まだデビューできない、まだデビューできない」と言っているうちにすっと辞めちゃった子なんです。

初野:絶対デビューできると言われていて、才能もあったし可愛いし。

劔:この子は行くだろうなっていう子はだいたいデビューしたんですけど、田辺奈菜美ちゃんはダメだったんですよ。

初野:まさかのでしたね。

それはまた不思議ですね。原因とか調べたりしたんですか?

初野:研修期間が最長だったんですよ。辞めた理由は、金子りえちゃんとか他の長くやってた子が先に辞めちゃったりして、自分が最長になって、それで諦めちゃったんじゃないかとか、諸説あります。その辺から、なぜか自分が推した研修生が辞めていくみたいなジンクスができていって。

劔:ななみんの後に応援した子が次々辞めていったの?

初野:まず田辺奈菜美ちゃんの前に田辺奈菜美ちゃんの次に好きだった大浦央菜ちゃんっていう子が辞めていて、Juice=Juiceではつかぽん(大塚愛菜)を推そうとしたらメジャーデビュー前に辞めてしまい。気になった子は辞めちゃうんですよね。あと最近では斎藤夏奈ちゃんが気になりだしたんですけど、すぐ辞めちゃって。

劔:意外と1年も経たないうちにすぐいなくなっちゃう子も多いんですよね。

ハローは”いなくなりやすい”というイメージはあんまりないんですが。

劔:研修生なんでそれなりに人数がいて、ファンが多くいる子もいるけど、デビューしているわけではないので、そう考えるとまぁいなくなるのも普通っちゃあ普通なんですよね。

初野:スポットライトが当たらないだけで、推している子以外もまぁぽんぽん辞めてましたね。

スポットライトがそもそも当たっていないから、気付いたらいなくなっていた、みたいな。

初野:前はお知らせもなかったらしいですからね。研修が終了したので本公演には参加しません、みたいな。

劔:いつの間にかプロフィールからなくなっていたりね。見逃してるといつの間にかいなくなっていることが多いよね。

初野:行った公演で抜群にパフォーマンスのよかった子が、次の公演にもいるかどうかは面子が発表されるまでわからないんですよ。「リハーサル日記」という公演が近づくと更新されるブログがあるんですけど、本番の日も日記書いてくれるんですよ。そこで研修生同士で撮っている写真が突然増えた子はめっちゃ心配になりますね(笑)。思い出作りのために写真撮ってるんじゃないかと。斎藤夏奈ちゃんとかは最後の公演の日に全員と写真を撮っていて、これは辞めるかもしれないと思っていたらやっぱり辞めてしまいましたね。

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【いなくなったことに気づいてない、現実が見えない感じでした】

劔:その勘がだんだん鋭くなってくるよね。今まで好きな子が辞めていったときの気持ちはどんな感じだったの?

初野:田辺奈菜美ちゃんはハロプロの中でも一番好きだったんですよ、なのでわけがわからなくて、亡霊のようにもならず、絶望もせず、平気でいつも通り動画とかを見れちゃうような。いなくなったことに気づいてない、現実が見えない感じでしたね。

劔:完全に心が否定してしまったやつですね。むしろ認識できないのか。おじいちゃんはとっくに亡くなってるのに、まだ生きてると疑ってない認知症のおばあちゃんみたいな。悲しすぎるでしょう。

初野:ちゃんと認識しだしたのは、辞めて半年後くらいに宮本佳林ちゃんが、ななみんと思われる人と遊んだ日記を見て、「あぁ、辞めたんだな」と思って。

劔:「思われる人」を見て確信するっていうのも皮肉なもんですね。

初野:でも、ななみんにはいろいろ教えていただきましたね。現場に行かなきゃいけないってこととか。

劔:応援しているアイドルはいついなくなるかわからないからね。

初野:僕はそれがきっかけで在宅から現場に行くようになったんです。

劔:ななみんが出かけるようにさせてくれたんだね。ありがたい置き土産ですよ。辞めたのはちょうど1年前くらいですよね。

初野:そうですね。2014年の年末で。だから僕は2015年からは現場に行くようになったんです。行かなきゃ推しは見れないんだと思って。そしてそこで僕の心を救ってくれたのが一岡伶奈さんなんです。悲しみながら見てたんですけど、そしたらいつのまにか一岡伶奈さんを目で追ってる自分がいて、優しさに包まれてしまって。

一岡さんは今も研修生ですよね。どういう方なんですか?

初野:まず歌声が素晴らしいです。スタイルもいいしキャラもいいし可愛いし。

劔:次のデビューの有力候補だよね。

初野:逆に言えば紙一重な高校2年生なんですよ。

紙一重ですか?

劔:高校2年生はギリギリなんですよ。高校3年になってしまうと、デビューできていない子はみんな進学や就職を考えるから。小学生からやっているような子にはわりと時間はたっぷりあるんですけどね。でも、最近の研修生で小学生からっていう子は少ないんだよね? Berryz工房と℃-uteはみんな小学校からだけど、おかげでよりとりどりに勉強できない子が揃ったすごい面白い状態になっちゃったという経験もあるんですかね。やっぱり義務教育って大事じゃないですか(笑)。

初野:今、小学生はひとりしかいないんですよ。本当はふたりいたんだけど、ひとりが辞めちゃって。

劔:辞めちゃったのはどんな子なの?

初野:岡本帆乃花ちゃんという子で。小6でしたね。

劔:まだ未来があるのに寂しいね。学年といえば、研修生は中学生からデビューする子もいれば、高校生まで残っちゃう子もいるので、デビューしてからの先輩後輩関係が難しくなりますよね。

初野:高校でまだデビューできず研修生やってる子がいて、かたや中3くらいでデビューしている子もいるから、微妙な関係ですよね。

劔:あ、最近のふたりのデビューに関してはどうですか? カントリー・ガールズに研修生からふたり入ったじゃない。

初野:実は僕、カントリーは島村嬉唄ちゃん(2015年6月に脱退)推しだったんですよ。だから嬉唄ちゃんがいなくなった後は、無理やり推しを変えるのも違うなと思って現場に行けてなくて。そうしたら「嬉唄ちゃんを埋めるにはこのふたりしかいないんじゃないか?」というふたりを入れてきたわけで、これはちょっと嬉唄ちゃんロスな人もまたカントリーに戻って来るんじゃないかなと思ってますね。

劔:大きな存在だったから穴を埋めると思うと難しい状況ではあったわけですけど、今研修生でも注目のふたりをもってきたことで難題を成立させた感じはありますよね。実は前回登場した桃田さんもめちゃくちゃテンションが上がってます(笑)。

嬉唄ちゃん脱退と桃田さんについては前回の記事(※「決められた別れ、そして突然の別れ」それでも離れられない魅力に取り憑かれた男)をご覧ください(笑)。

初野:人気も実力もある船木(結)と、新人だけど期待されてる梁川(奈々美)が入りましたからね。絶対行きます。

劔:それこそ初野くんと同期である鞘師里保ちゃんの卒業が決まってしまったことで、オタクたちは相当動揺していたところのカントリー追加メンバーだったから、救われた感じはあったよね。

初野:今はカントリーの喜びがでかいですね、癒してくれたと思います。

劔:やっぱり鞘師さんは寂しかったですか?

初野:寂しいですね。早かったなと、ずっと同期はいるものだと思っていたので。

劔:さっきのなんとなく異変に鋭くなるって話じゃないですけど、鞘師のことを様子がおかしいと主張していた人はけっこういるんですよね。元気ないから、何かやばいんじゃないかって。ずっと悩んでいたんですね。

鞘師さんは今のモーニングの中でも中心メンバーですよね。

劔:そうですね。モーニングどころか、ハロプロ全体でも頭ひとつ抜けて人気のあるメンバーのひとりだったと思います。

初野:鞘師グッズはなんでもトレードできましたね。

劔:誰が出るかわからないピンナップポスターとか、ファン同士で自分の欲しいメンバーと交換したりするんですが、鞘師を持っていればたいがい誰とでも交換できるっていうのはよく聞きましたね。

初野:言い方悪いけどマイナーを攻める人にとっては最高でしたね(笑)。

劔:欲しい人いっぱいいましたからね。しかし急で動揺したなあ。

初野:鞘師に関しては(こんな早く卒業はあり得ないと)安心しきってましたからね。

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【小学生が中学生になる瞬間を僕は知ってるんだっていう喜び】

これからという時に崩れるっていうのが最近続きましたよね。

劔:そうですね。だいたい安心しきっているから、失ってはじめて気付くこともありますよ。初野くんはアイドルを応援する普段のスタンスは今どんな感じなんですか?

初野:とある国ができていて、僕はその国の平民なんです。一岡さんが天皇的な象徴的存在ですね。こぶしファクトリーの藤井梨央さんも好きなんですけど、彼女は国一番の可愛い女の人、そういうイメージですね。

劔:あの、質問が悪かったかもしれません(笑)。とりあえず独特の設定があるんですね。今年から行き出したという現場に関しては?

初野:行けるライブは行く、基本都内でやるやつはなるべく行くというスタンスです。でもこの前、ついにライブとかのない個別握手会に手を出してしまって、もうずるずるですね(笑)。接触オンリーはそれが初めてで。

劔:あ、意外にも接触経験はなかったんだね。しかも個別握手てことはけっこう長い握手の時間があったってことですね。それってこぶしファクトリーの?

初野:こぶしです。ぜんぜん話せないんですよ僕。決まり文句みたいなのしかいえないです。推しメン以外とはちょっとしゃべれるんですけど、藤井梨央さんに関しては「世界一可愛いです」としか言えない(笑)。でも最近「世界一可愛いです」っていう人と覚えられたみたいで。認知の自我が芽を出してしまって、それがすごい嫌なんですよ(笑)。

どんどん沼にはまっていきますね(笑)。

劔:わかりやすく欲望がステップアップしてる(笑)。ファンは自分のスタンスや美学を色々言いがちだけど、なんだかんだ認知って嬉しいんですよね、結局ね。なんで覚えてもらってるってわかったの?

初野:10月17日にサイン会に行ってて。藤井梨央さんが宛名を書く係だったんですが、そこで「初野さんへ」と書いてもらったんですよ。そしたらそれで覚えてくれたみたいで、次11月1日に握手会に行った時に「世界一可愛いです!」っていったら急に「初野さん」て名前を言ってくれて。まさか覚えてもらってると思わなかったから、びっくりと感動で話そうとしたこと全部忘れて終わったっていう(笑)。

ハロー!は認知のカルチャーがないものだと思ってました。顔は知っているけど名前まではみたいな。

劔:他と比べたらそうかもしれませんが、意外と知ってるかもね。みんな言わないけど、なんだかんだ今時の子だからTwitterのレポとかも見ているだろうし、自分の強いファンとかちゃんと認識してくれてるんじゃないかと思うんです。

初野:若いグループは平気で名前も呼んでくれたりするんじゃないですか?

劔:規模がそんなに大きくないうちはね。モーニングとかになるとファンの人数もとんでもなくなってくるけど、それでもいつもいる人はなんとなく覚えたりすると思いますよ。

初野:でも絶対に調子に乗らないです、痛くはなりたくないので。あと僕はひとりで現場に行くんですけど、ヲタの中で絡んでると「あいつ名前を覚えてもらってる!」とかって嫉妬もされるかもしれないので、ひとりで行くっていうスタンスは守ってます。

劔:自分が調子に乗っていくとどういうことになると思う?

初野:今、一岡さんの物まねを藤井さんにどうしても披露したいんですけど、そういうのをやっちゃいけないのかなと。あとレポとかを見ると、「わたしの名前覚えてる?」とか言っている人がいるので、そういうのはちょっとNGかなと。

劔:それはけっこうハロー!に限らず多いですよね。

初野:そういうことしないスタンスから名前呼ばれる喜びは、名前を覚えて欲しがる人たちの倍以上ですからね。嬉しかった(本当に嬉しそうに)!

劔:すごく伝わってます(笑)。それってすごいなと思いますね。覚えてもらうつもりもないのに覚えてもらえてるっていうのはね、ファンのために頑張ってるんだろうね彼女たちもやっぱり。そういえば、研修生の曲って、つんく♂さんがハロプロのプロデューサー時代の最後に素晴らしいアルバムを作って下さってるので良い曲がいっぱいあるんですよね。

初野:もう全曲良いですよね。「なんだこれ!」っていうくらい。それを受けて育ってきた今のメンバーだから信頼できますよね。

劔:ちなみにまだ研修生はどんどん増えてると思うんだけど、最近の新しい子はどう?

初野:秋山眞緒ちゃんは超推されてますね。高瀬くるみちゃんもツアー日記とか見てると自己プロデュース力が高くていいなと思いますね。高校2年生です。

劔:鞘師と一緒くらいなんだ。

初野:ばくわら世代ですね。

ばくわら世代?

劔:ファンがネットで勝手に言ってるだけなんですが、アンジュルムにばくわらさん(勝田里奈)って人がいるんですよ(笑)。ばくわらさんが4月生まれで一番早いから、1998年生まれなんですけどその年のメンバーはばくわら世代って呼ばれてるっていう(笑)。それこそモーニングは鞘師さん、ズッキ(鈴木香音)、小田さくらちゃんとか、Juice=Juiceの宮本佳林ちゃんに植村あかりちゃんに……と、人数もさることながらタレントが揃ってるんですよね。

初野:あとは前田こころちゃんも好きですね、中学1年生の。

劔:幼いほうがいいっていうわけではなく?

初野:あ、でも幼いのは好きですね。成長が早いじゃないですか、急に背が伸びてたり。

劔:やっぱり幼い子のそういう成長を見るのは喜びなの?

初野:喜びですね。いまこの子たちの中学1年生としての夏休みはこれしかないんだなと。それを見にいけている僕っていう(笑)。船木ちゃんのときとかは特にそうでした。イベントで、小学生として最後のハロイベに出る船木ちゃんを僕は見たっていう誇り! そのときの時間軸は船木ちゃんと一緒だったんです。船木ちゃんが小学生の世界線から中学生になる世界線、それと同時に僕たちは移動していきているわけだから、そういうのを感じられる喜びは研修生でしか味わえないですね。小学生が中学生になる瞬間を僕は知ってるんだっていう。

劔:それって中学生から高校生とは違うんですか?

初野:昔と違って小学生が少ないじゃないですか。

劔:あ、少子化問題的な(笑)?

ありがたみになってくるんですね。

劔:ベリーズや℃-uteも、キッズの頃から知っていたら良かったなと思ったりする?

初野:思います思います! 宝ですね。しかも全員(小学生)ですよね?

劔:そうだね。2002年でデビューしたとき一番上のメンバーが小学5年生とかだったもの。

初野:当時の方は喜びがすごかったでしょうね。

劔:や、小学生を応援すること自体が前代未聞ていうか画期的だったから、最初は探り探りの人が多かったと思うよ。でもとにかく作品が良かったし。ちなみに僕はキッズにあんまり興味なかったんだけどね……。でもZYXとかあぁ!もリアルタイムで見てましたよ。

初野:いいなぁ……。歴史を見ている感じがしてすごい羨ましいです。

劔:萩原舞ちゃん(℃-ute)がとんでもなく子どもだったときなんかも知ってるのでけっこうヤバいなって思いますね。

初野:今年成人ですからね。

劔:こっちも年とるわって感じですね(笑)。まあでも、初野くんも船木結ちゃんがデビューするところをとりあえず見ることができましたもんね。ここからまた物語がね。

初野:彼女の人生がカントリーガールズという一生になっていくんだっていうね。またそのスタートを見れるというのは嬉しいです。

さっきから目の輝きが増してますね(笑)。

初野:そういういいこともあるし、辞めてしまうのもあるし、喜びと絶望が半々ですね。心の動きがいっぱいあって生活が楽しいです。